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基準地震動一部引き上げ 国審議会 もんじゅと敦賀原発

 原発の耐震安全性を議論する経済産業省の審議会が31日、同省で開かれ、日本原子力研究開発機構と日本原子力発電は、県内に立地する原発の地盤解析をやり直した結果、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木、運転停止中)と原電敦賀原発(同市明神町)で、想定する最大地震の揺れ「基準地震動」の一部を引き上げたことを報告した。審議会は両事業者が報告した基準地震動について妥当性を認め、今後は各設備の耐震安全性についての詳細な検討に移る。

 地震波は、揺れの間隔である「周期」が短いものと長いものが組み合わさって伝わる。今回、引き上げたのは周期が比較的長い波で、その結果、基準地震動は従来より2〜4割大きくなった。この周期では原子炉格納容器といった大型設備が揺れやすいが、それでも設備にかかる力は安全上の基準値を下回り、耐震性に問題はないとしている。
(2009年9月1日 読売新聞)